ATC

SCM20P PRO Mk2

2-Way Passive Studio Monitor

ATC

ATC伝統の"SL"Mid/Bassドライバーを搭載した2ウェイ パッシブ・スタジオモニター

ATCのスタジオモニタースピーカーは、その十二分な高解像度とダイナミックレンジにより、多くのエンジニアの方から高い評価を得ています。 ATCのSL(Super Linear)テクノロジーによるMid/Bassドライバーを搭載するSCM20P Pro Mk2は、 ATC独自開発のツイーターと新しくデザインされたキャビネットを組み合わせています。

主な特徴

  • SLテクノロジー搭載150mm Mid/Bassドライバー
  • 25mmデュアルサスペンション・ソフトドーム・ツイーター
  • 80Hz〜20kHz(±2dB)フラットレスポンス
  • 108dB SPL最大音圧レベル(1m連続入力)
  • 水平±80°/垂直±10°指向特性
  • 8Ωインピーダンス/バイワイヤリング対応
  • 9kgの重量級ドライバーユニット

製品サイズ

450
高さ (mm)
250
幅 (mm)
294
奥行 (mm)

Technology

搭載技術

ATC伝統の"SL"Mid/Bassドライバー

SCM20P Pro Mk2のMid/Bassドライバーは、ATC伝統の設計であり、世界でも類を見ない贅沢な内容です。 システム重量の大半を占める9 kgの重量のドライバーユニットは、強固なダイキャストフレーム、 低音域 150 mm径のポリエステルコーンに、中音域75 mm径のソフトドームでメカニカル2ウェイを構成しています。 磁気回路は、OFCフラットリボンワイヤーで高密度に巻かれた75 mm径のショートボイスコイル、長く狭い磁気ギャップ、 スピーカー口径と同じ径のマグネット、SL(Super Linear)磁気回路による過電流を排除した極低歪率、 ハイパワーハンドリングなど様々な技術が投入されています。

SL(Super Linear)テクノロジー

ATCのSLテクノロジーは、ピストンモーションドライバーの持つ課題であった磁気歪みを極限まで抑えることに成功した磁気回路技術です。 この技術により、100 Hzから3 kHzに渡る帯域の3次高調波歪みを10-15 dB減少させ、 その結果低域のリニアリティーを大幅に向上させ、特に男性ボーカルやピアノ音楽において極めて明瞭で正確な再生を可能にしました。

Specifications

技術仕様

SCM20P PRO Mk2
形式 2ウェイ 2スピーカー/密閉型
使用ユニット ツイーター: ATC 25 mm デュアルサスペンション・ソフトドーム(SH25-76S 6 Ω)
ミッド/ウーファー: ATC 150 mm Super Linear、75 mm ボイスコイル(SB75-150SL 8 Ω)
増幅直線性 80 Hz – 20 kHz(+/-2 dB)
カットオフ周波数 55 Hz、25 kHz(-6 dB フリースタンディング)
指向特性 水平+/-80°、垂直+/-10°
最大音圧レベル 108 dB/SPL(1m 連続入力)
クロスオーバー周波数 2.1 kHz
推奨されるパワーアンプ 75– 300 W
インピーダンス 8 Ω
入力スピーカー端子 ジャンパー付き結線ポスト/4 mmプラグ(バイワイヤリング対応)
外形寸法(高さ x 幅 x 奥行き) 450 x 250 x 294(mm)
重量 18 kg(1本)