ATC

SCM12P PRO

Passive Studio Monitor

ATC

ATC伝統のサウンドを受け継ぐコンパクトサイズのパッシブ・スタジオモニター

SCM12P Proは、最新のATCテクノロジーを凝縮したコンパクトサイズのパッシブ・スタジオモニターです。 ATCサウンドの要であるMid/Bassドライバーに、ATC独自のCLD(Constrained Layer Damping)テクノロジーを取り入れています。

主な特徴

  • CLDテクノロジー搭載150mm Mid/Bassドライバー
  • 25mmデュアルサスペンション・ソフトドーム・ツイーター
  • 80Hz〜16kHz(±2dB)フラットレスポンス
  • 108dB SPL最大音圧レベル(1m連続入力)
  • 水平±80°/垂直±10°指向特性
  • 8Ωインピーダンス/バイワイヤリング対応

製品サイズ

400
高さ (mm)
238
幅 (mm)
235
奥行 (mm)

Technology

搭載技術

ATCのCLD(Constrained Layer Damping)テクノロジーによるMid/Bassドライバー

SCM12P Proは、最新のATCテクノロジーを凝縮したコンパクトサイズのパッシブ・スタジオモニターです。 ATCサウンドの要であるMid/Bassドライバーに、ATC独自のCLD(Constrained Layer Damping)テクノロジーを取り入れています。 CLDテクノロジーとは、広い面積のウーファーでは避けられないコーンレイヤーの分割振動を制御する技術です。 その主な利点は、通常のコーン紙と比べ300 Hzから3 kHzのハーモニクスディストーションを減らすこと、 クロスオーバーフィルターおよびスロープの制約を取り払い、伸長された周波数帯域を可能にすること、 スピーカー軸外での周波数レスポンスを向上させることです。 またウーファーのポールピースをアンダーカットすることで、対照的な磁束の中でボイスコイルを正確に駆動することができます。

7年の開発期間を経て生み出されたデュアルサスペンション・ツイーター

高域のソフトドーム・ツイーターは、7年の開発期間を経て生み出されたものです。 25 mm径のソフトドームをもつHFドライバーは、繊細な高域表現と指向性のために、 強力なネオジウム磁気回路と精密なアルミウェーブガイドを備えています。 またネットワーク部は、余裕の耐圧をもつパーツで構成され、 全帯域においてフラットなインピーダンスになるように設計されています。 SCM12P Proの指向特性は、水平方向に80°の広さを持ち、 ステレオのみならずマルチチャンネルのアプリケーションにも有効です。

Specifications

技術仕様

SCM12P PRO
形式 2ウェイ2スピーカー/密閉型
使用ユニット ツイーター: ATC 25 mm デュアルサスペンション・ソフトドーム(SH25-76 6 Ω)
ミッド/ウーファー: ATC 150 mm CLDテクノロジー(SB45-150CLD 8 Ω)
増幅直線性 80 Hz – 16 kHz(+/-2 dB)
カットオフ周波数 56 Hz、22 kHz(-6 dB フリースタンディング)
指向特性 水平+/-80°、垂直+/-10°
最大音圧レベル 108 dB/SPL(1 m 連続入力)
クロスオーバー周波数 2.2 kHz
推奨されるパワーアンプ 75 – 300 W
インピーダンス 8 Ω
入力スピーカー端子 ジャンパー付き結線ポスト/4 mmプラグ(バイワイヤリング対応)
外形寸法(高さ x 幅 x 奥行き) 400 x 238 x 235(mm)
重量 11 kg(1本)