特徴

• 家の中で完璧な音響を追求することは、一般家庭のほぼすべての空間が音の再生を考慮して設計されていないため、非常に難しいことです。そのため、常にシステムを調整したり、スピーカーの配置を変更したり、家具を再配置したり（他の家族には あまり良い印象を与えず、受け入れられないこともあります）といったことにつながる可能性があります。
  システムや部屋の調整ばかりで時間を浪費する代わりに、MQ112 エンバイロメンタルイコライザーで音をコントロールし、音楽を聴く時間を増やしましょう。
  完璧なオーディオのあくなき追求において、生活空間を最適な音の再現に適応させることのフラストレーションをマッキントッシュは理解しています。
  MQ112を使用すると、音楽自体に変更を加えることができ、部屋の音響的な問題を克服できます。その結果は驚くべきものであり、既に素晴らしいサウンドのステレオシステムでも更なる改善が望めます。


• MQ112の心臓部には8バンドアナログイコライザー（ステレオイコライザーとも呼ばれます）が搭載されており、25Hz～10kHzのオーディオ周波数帯域の8つの主要周波数でオーディオ信号のレベルを増減することができます。
  このイコライザーは、オーディオ信号の微調整を可能にする音の彫刻家だと考えてください。各帯域の調整幅は±12dBと大きく、どんな音の課題にも簡単に対処できます。
  MQ112は、特定の楽器の音域や声のタイプを強調または抑制し、リスニング体験を一変させるために必要なソリューションです。


• MQ112は、単に部屋の音響特性を改善するだけではありません。MQ112の卓越した精度により、特定の周波数帯域に狙いを定めて、ビンテージ・トラックの欠点を補正し、その隠れた輝きを引き出し新しい息吹を吹き込むこともできます。TILTノブは、±6dBの微妙なトーンバランスの変化により、サウンドをさらにカスタマイズできます。低音を上げながら高音を下げたり、逆に低音を下げながら高音を下げたり、その選択はあなた次第です。


• EQ ControlノブのINとOUTの設定により、イコライザー回路全体をバイパスすることができますので、調整後のサウンドを変更前のオリジナル・サウンドと比較し、完璧なオーディオ・プロファイルを実現できます。


• MQ112には、バランスとアンバランスの入出力の両方が搭載されているため、ステレオシステムに追加するのが簡単です。プリアンプとパワーアンプの間に設置し、お好みの入出力を使用して接続するだけです。
  例えば、アンバランス入力でプリアンプ（または一部のCDプレーヤーのようなボリュームコントロールを持つ他のオーディオ機器）を接続し、バランス出力でMQ112とパワーアンプをバランス・ケーブルで接続することも可能です。
  MQ112は、McIntoshインテグレーテッド・アンプにも使用できます。インテグレーテッド・アンプには取り外し可能なジャンパーがあり、プリアンプ・セクションとパワーアンプ・セクションを切り離すことができますので間に本機を接続できます。
  MQ112の多用途性は、2組目の出力にさらに表れており、音楽の楽しみ方の可能性が広がります。同じ音楽を別の部屋の別のステレオ・システムで再生したり、1組のスピーカーをバイアンプ接続して最適なサウンド・コントロールをしたり、サブウーファーを接続して低音再生を増強したりすることができます。ステレオ入力のないサブウーファーの場合、MQ112の第二の出力（OUTPUT2）をMONOに設定できます。この方法で2つのサブウーファーも接続できます。より複雑なシステムでは、MQ112を多くのプリアンプやインテグレーテッド・アンプに見られるPROCESSORループやTAPE MONITORレコード/プレイ接続で接続することができます。


• MQ112エンバイロメンタル・イコライザーのデザインは、時代を超越した美しさと高品質な素材に対するMcIntoshのこだわりの証です。
  ブラック・ガラスのフロント・フェイスプレート、ロータリー・コントロール・ノブ、イルミネーション・ロゴ、カスタムメイドのアルミ削り出しエンドキャップは、ブランドを象徴する特徴です。バックパネルのパワー・コントロール端子は、他のMcIntoshコンポーネントとのシームレスな統合を可能にし、MQ112の電源オン/オフを他の機器と簡単に連動できます。