ML1 MkⅡ
■価格： 2,420,000円(税込/ペア) / 2,200,000円(税抜/ペア)
ML1の歴史
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ML1ブックシェルフ・スピーカーは、McIntoshが初めて製造したスピーカーでした。 1970年に発表され、ミッドセンチュリー・モダンデザインのスタイルを纏い、大音量出力と優れた低音再生能力を備え、特に外部イコライザーと組み合わせた場合に驚異的なサウンドクオリティを実現しました。 無数の音楽愛好家が、愛する音楽を聴くためにML1を選びました。オリジナルのML1は、1977年に生産終了となりましたが、それ以降もMcIntoshは高性能なスピーカーを製造し続けています。そして、今、McIntoshスピーカーの起源に敬意を表しつつ、ML1 Mk.Ⅱとして復活します。 |
レトロな外観
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新しいML1 MkⅡの外観はオリジナルML1が発売されていた頃の思い出を呼び起こします。それは、今よりも気を散らすことが少なく、音楽を聴きやすく、没頭することが簡単だった時代です。ML1 MkⅡのクラシカルな外観は、当時の雰囲気を甦らせ、リラックスしてお気に入りの曲を楽しむことができます。キャビネットは、オイル仕上げのアメリカン・ウォルナットの無垢材とサテン仕上げが施された突板が使用されています。マグネットで取り外し可能な木製グリルを採用し、サランネットには音響的に悪影響を及ばさない黒い編み布が使用されています。また、サランネット周囲には金属のトリムが施されており、シャープで洗練された外観を創り出しています。特徴的なオリジナルML1グリルの木製の縦に細長い薄板は取り除かれました。これにより、音楽再生へ干渉する可能性を排除し、新しいML1 MkⅡグリルには、音楽を妨げない音響的に透明な黒い布が使用されています。 |
フィニッシュ：仕上げ
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ML1 MkⅡは米国製で、McIntosh 社のパワーアンプやインテグレーテッド・アンプのバッジと同様のアルミダイキャスト製のヴィンテージ・ネームバッジをベースにあしらったスタンドが付属しています。スタンドは、ML1 MkⅡを理想的なイメージングとリスニングの楽しみのために最適な高さへ持ち上げ、配置できるように設計されています。硬い床用の足と、カーペット用のスパイクが付属しています。 |
最先端の内部技術
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ML1 MkⅡ内部は、すべてが最先端で、性能を第一に考えたスピーカー・テクノロジーが採用されています。4ウェイ・スピーカーのML1 MkⅡは、驚異的なサウンドを生み出すために5つの独立したユニットを採用しています。
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ML1 MkⅡでは、オリジナルML1と異なり、ユニットは対称的に配置されていおり、より均一なリスニングエリアが提供されます。特別にフライス加工されたトランジションプレートにより、ミッドレンジとツィーターの近接配置を可能にしています。これにより、オフアクシス・ロービング（帯域指向性のズレによる干渉）が減少し、通常イメージングに影響を与える複数の音源が小さなスペースにまとめて配置できます。トランジションプレートは、中高域ユニットを強固にマウントし、再生音に悪影響を与える振動を減少させます。キャビネット内部のブレーシングは、ウーファーからの振動をさらに最小限に抑えるために、密閉・分離された中高域ユニット用サブエンクロージャを構成します。ML1 MkⅡのアッパーミッドレンジは、低い共振と高いパワーハンドリング能力を持っています。これにより、ローワーミッドレンジとアッパーミッドレンジのクロスオーバーポイントは、クリアなボーカルを生成するのに重要な1kHz周波数を避けることができます。ツィーターのクロスオーバー周波数は、垂直方向のロービング（帯域指向性のズレによる干渉）を減少させ、録音された音楽をより忠実に再現します。 |
優れたパフォーマンスのためのより良いクロスオーバー
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ML1 MkⅡは、パフォーマンスと耐久性を考慮してMcIntosh 社のエンジニアによって設計されたカスタム製のクロスオーバー・ネットワークを採用しています。オーバースペックのコンポーネントが高いパワーハンドリングを保証し、セルフリセット機能付きの保護回路がユニットの損傷を防ぎます。クロスオーバーの設計は、ローパスフィルターとハイパスフィルターを分離し、バイワイヤリングまたはバイアンプ接続できるようになっています。アンプからの音楽信号は、ソリッドシンチ™スピーカーバインディングポストを通してML1 MkⅡへ供給されます。このバインディングポストにより、スピーカーケーブルが緩んでショートを引き起こす可能性を防ぎます。バインディングポストには金メッキが施され、腐食を防ぎ、スピーカーケーブルを通じて高品質な信号が送られることを保証します。 |
デザインによって力強く
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ML1 MkⅡは、最大600Wのアンプ出力に対応できるように設計されており、他のスピーカーでは負担になる高音圧のリスニングセッションに最適です。5つの独立したユニットがパワー・ロードを分担し、McIntosh MC611やMC462などのパワフルなアンプから大出力が供給された際にも無理なく受け止めます。その結果、等身大のリアルなサウンドが生まれ、大きな部屋でさえ音楽で満たすことができます。しかし、同時に、MC275、MC1502、MC312、およびMC830のような、それほど大きくない出力 のアンプと組み合わせても素晴らしいサウンドを生み出す柔軟性も持っています。さらに高いパフォーマンスを実現するために、MC901 やMC451 デュアル・モノラル・パワープンプでバイアンプ接続することもできます。 |
ディープベースレスポンスで音楽を感じる
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12インチ・ウーファーを搭載したML1 MkⅡは、人間の耳が感知できる最低周波数に近い27Hzまで、驚異的な低音域レスポンスを実現しています。深みのあるパンチの効いた低音を再生するには、サブウーファーは必要なく単一のユニットで十分可能です。同じくらいのサイズのスピーカーで、ウーファーの数が多いものを見かけるかもしれませんが、ウーファーの数が多くなるとウーファーサイズが大きくなったように感じますが惑わされないでください。実際、ML1 MkⅡの12 インチのウーファー1基は、6インチのウーファー4基と同等の表面積を持っています。そして、ウーファーが生成する低音域においては、表面積が大きいほど空気を押し出すのに適しています。12インチのウーファーは、オリジナルML1同様にアコースティック・サスペンション・デザ インのエンクロージャで動作するように設計されています。ただし、オリジナルML1 以来、多くの進歩があり、多くのことが学ばれた結果、現代の設計とシミュレーション・ツールが使用され、オリジナルML1に類似した低域レスポンスを提供しながら、外部イコライザーを必要としない設計パラメータが開発されました。また、ウーファーには、特許取得済みの低歪みハイパフォーマンス（LD/HP®）磁気回路設計が採用されており、パワーハンドリングと効率を高めながら歪みを大幅に低減しています。LD/HPによる性能向上は非常に大きく、ML1 MkⅡの12インチウーファーは、そのサイズの2倍のウーファーに匹敵する能力があります。 |
すべてのリスナーに広いリスニングエリアを提供
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ML1 MkⅡは、スピーカー前方の狭い範囲に最も優れたサウンドを提供する多くのスピーカーとは異なり、4ウェイ設計、および慎重に選ばれたユニットの組み合わせとそれらのサイズ、そして巧みに設計されたクロスオーバー・ネットワークのおかげで、あらゆる周波数で広い範囲に優れたサウンドを提供します。つまり、リスニングのための限られた “スイートスポット “に閉じ込められることなく、部屋にいる全員がML1 MkⅡの臨場感あるのサウンドステージを楽しむことができるのです。 |
仕様
| ユニット構成 | 12インチウーファー × 1（ポリプロピレンコーン） 4インチローワーミッドレンジ × 2（ポリプロピレンコーン） 2インチアッパーミッドレンジ × 1（ソフトドーム） 3/4インチツィーター × 1（チタンドーム） |
| インピーダンス | 8Ω |
| 周波数特性 | 27Hz ～ 45kHz |
| 能率 | 85dB（2.83V/1m） |
| クロスオーバー周波数 | 180 / 500 / 4500 Hz |
| 推奨入力 | 75 ～ 600W |
| 最大許容入力 | 600 W |
| 外径寸法（W × H ×D） | ML1 MkⅡ：38.1 × 66.4 × 34cm スタンド ：40.6 × 26 × 40.6cm |
| 輸送箱外径寸法（W × H ×D） | ML1 MkⅡ：52.1 × 77.5 × 52.1cm スタンド ： 52.1 × 38.6 × 52.1cm |
| 重量 | ML1 MkⅡ：30kg スタンド ：8.6kg |
| 重量（輸送箱含む） | ML1 MkⅡ：34.2kg スタンド ：11.5kg |
| 価格 | 2,420,000円(税込/ペア) / 2,200,000円(税抜/ペア) |
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