QNET ネットワーク スイッチ

過去20年の間に、人々の音楽の聴き方は飛躍的に進化しました。 現在では、経験豊かなオーディオファイルでさえも、デジタル音楽データをソースとしてシステムに取り込んでいます。 しかし、場合によっては、その導入が技術よりも早く進み、オーディオグレードではない機器を高度に専門化したシステムに組み入れざるを得なくなることがあります。特に、テレビやコンピューター用に設計された標準的なネットワークスイッチは、信号の劣化原因やノイズや干渉をオーディオシステムにもたらすことになります。

QNETは、音楽再生のパフォーマンスを最優先に考慮して、特別に設計された5ポートのレイヤ2（L2）ネットワークスイッチです。

現在市場に出回っているオーディオ用ネットワークスイッチは、一般的なネットワークスイッチをベースにし、電源かクロック（発振器）のどちらかをアップグレードした設計が多いのに対し、QNETは一から完全に設計されたオーディオファイル向けネットワークスイッチになります。パーツ選定からその配置に至るまで、高速オーディオ信号の送受信と超低ノイズ動作を徹底的に追求しました。

また、メインクロックには極めて低ノイズで安定した発振器を採用しており、ジッターや位相ノイズを最小限に抑えこんでいます。内部的には、高速多層構造でインピーダンスコントロールされたレイアウトを採用し、信号経路を最適化し、反射、干渉、クロストークを最小限に抑えています。さらに、6つの専用電源レギュレーターを搭載し、各スイッチへ最適な電流を供給するとともに、ノイズの発生を最小限に抑え、クリーンで干渉のない動作を実現しています。

筐体デザインでは、非常に耐久性の高いアルミニウムを用いて製造されています。ヒートシンクとシールドの役割を果たすだけでなく、8P8C（RJ45）コネクタを搭載した5つの独立したポートを分離する役割も果たしています。これらの各ポートの物理的な分離は重要かつユニークな設計要素であり、筐体内のクロストークや干渉を最小限に抑えます。

オーディオに最適化された5ポートのレイヤー2（L２)スイッチ

5つのポートのうち3つはオートネゴシエーションによる1000BASE-T（1Gbps）対応で、ルーターやその他の汎用ネットワーク機器に使用することが望ましいです。残りの2ポートは、内部ノイズ低減を目的とした100BASE-TX（100Mbps）に固定されており、プライマリーオーディオサーバー/プレーヤーや外部メディアソース（NAS）に最適なポートとなっています。

QNETには専用の電源アダプターが付属しています。また最良の結果を得るためには、Nordostのイーサネットケーブルで接続することが重要です。 ローカルサーバー、NAS、インターネットから音楽やビデオをストリーミングする場合、QNETでデジタル関連のシステムをアップグレードすると、全てのパフォーマンスが向上し、システムは全く違ったものになります。

このプレミアムなネットワークスイッチは、あなたのシステムにかつて経験した事ないほどのダイナミックレンジの拡がり生み出し、そしてクラリティーのアップゲレードを同時にもたらします。その結果、音楽の声や楽器が驚くほど実態感をともなって背景の中に浮かび上がり、デジタル体験に求められる流麗で生命感あふれるパフォーマンスを実現します。

QNET-STAND ※別売り

QNETネットワークスイッチの専用のアクセサリーとして設計され、Sort Kone（※別売り）でサポートすることで、QNETの性能を最大化することができます。

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