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株式会社エレクトリ

ProDI

パッシブDI

製品紹介

ProDIはステージやホームレコーディングスタジオでの使用を想定したパッシブダイレクトボックスです。高出力の楽器レベル信号も歪みなく処理でき、トランスフォーマーアイソレーションによりグラウンドループに起因するノイズを除去します。
ProDIの心臓部には専用設計のRadialトランスフォーマー(Eclipse ET-DB2、12:1比率)を搭載。140kΩという非常に高い入力インピーダンスで負荷を低減し、あらゆる周波数で信号の歪みを防止します。内部にはMuMETAL®シールドを装備し、電磁波によるトランスフォーマーの歪みを防ぎます。

主な特長

技術仕様

よくある質問と回答

Radial ProDIとJDIの違いは何ですか?

ProDIはJDIの基本機能に絞ったモデルで、プロのツアー用DIとして99%のニーズをカバーします。JDIは世界最高峰のJensenトランスフォーマーを採用し、より広い周波数帯域と高い信号処理能力を持ちます。ProDIはより手頃な価格ながら高品質な信号を提供します。

ProDIとProAV1の違いは何ですか?

両方ともシングルチャンネルのダイレクトボックスで同じEclipseトランスフォーマーを使用しています。ProAV1はAV市場向けに3.5mm(1/8インチ)やRCA端子など多彩なコネクターを持ち、ステレオ信号をモノラルにまとめる機能があります。ProDIは伝統的な楽器向けDIです。

多くのトップアーティストがProD8を使用していますが、ProDIも同じ音ですか?

はい。ProD8とProDIは同じトランスとオーディオ信号経路を採用しており、ラックキーボードセットアップで業界標準となっています。

なぜアクティブDIよりパッシブDIが優れていると感じる人がいるのですか?

これは昔、高品質なDIトランスが普及する前の誤解から来ています。当時はトランスが低出力のベースピックアップに負荷をかけ、音が減衰していました。現在は多くのベースがアクティブで、アコギは内蔵ピックアップがあり、キーボードもバッファードで負荷問題はほぼありません。Eclipseトランスの140kΩインピーダンスにより負荷は最小限です。

グラウンドループによるハム・バズの原因は?

製品の内部回路や筐体には様々な電流が流れ、異なる機器間でグラウンドの基準電圧が異なるため、接続すると「コモンモード電圧」が発生し60Hzのハム音を生みます。良質なトランスはこの「コモンモードノイズ」を効果的に軽減し、パッシブDIがライブツアーで好まれる理由の一つです。

ProDIはJ-Rakにラックマウントできますか?

いいえ。ProDIはラックマウント不可ですが、ProD2は可能です。J-RAKには16チャンネルが2Uに収まり、大型キーボードリグに最適です。

ProDIを逆に使ってリアンプに使えますか?

はい。ただし、入力感度が高いため録音機器側のレベルは低めにし、XLRの変換プラグが必要です。専用のリアンプ製品の使用がより適切です。

ファンタム電源はProDIを傷めますか?

いいえ。ファンタム電源は直流で微小電流のため、ProDIはそれを無視します。

ギターをエフェクトペダルを経由してProDIに接続してレコーディングできますか?

はい。ProDIはコモンモード電圧が原因のノイズを除去し、滑らかで自然な音質を提供します。

バランス型の1/4インチTRSコネクターをアンバランスの1/4インチ入力に接続できますか?

はい。DIは+信号のみを取り出し、アンバランス信号として扱います。入力レベルはわずかに下がりますが、ソースの出力レベルを上げて調整できます。

ProDIのPADを入れるとスルー出力にも影響しますか?

いいえ。PADはProDI内のトランスのオーバーロード防止用であり、スルー出力信号には影響しません。

ペダルボードの形状でProDIのINPUTジャックにアクセスできません。THRUジャックを入力として使えますか?

はい。ProDIのINPUTとTHRUは並列配線されているため、どちらか一方を入力として使えます。

ProDIのINPUTとTHRUを使って2つの信号をモノラルにまとめられますか?

状況によります。INPUTとTHRUは並列接続されており、機器の組み合わせによっては使えますが、そうでない場合もあります。ステレオをモノにまとめるにはJDIJ48 のようにミックス機能のあるDIの使用を推奨します。これらはパッシブ抵抗ミックス回路で正しくモノラル合成を行います。

商品コード

EANコード: 0676101035847