SPL 総輸入販売元
株式会社エレクトリ

SPL

PASSEQ

マスタリング・イコライザー

Model 1650(Black),Model 1653(All Black),Model 1654(Red)

製品紹介

2005年,SPLはマスタリング・イコライザー Model 2595 Passeqをリリースしました。このパッシブ・イコライザーは,同社の開発した120Vレール・テクノロジーを採用した最初の製品です。このPasseqの優れた特性を引き継ぎつつ,さらに改良を施したモデルが新しい「PASSEQ」です。

Model 2595 Passeqは,各チャンネルに12の周波数切替が可能な周波数レンジを3つ持っていました。72のパッシブ・フィルター(チャンネルごとに36のブースト、36のカット)を使用したPasseqは,かつてないほど強力なパッシブEQシステムでした。 そして新しいPASSEQでは,選択できる周波数が変更されており,最適なコイル,コンデンサー,抵抗の組み合わせによってQ値の調整も施されています。特にミッドバンドは,以前のモデルに比べさらに調和が取れています。 パッシブ・フィルターのコンポーネントをうまく組み合わせることで,アクティブ・フィルターにはない美しい音響的な結果を生み出しています。このプロセスの重要な要素として,コイルとコンデンサーによる負荷とサチュレーションが挙げられます。アクティブ・フィルターが特徴とする極めて速い応答とは対照的に,パッシブ・フィルターで起こるレイテンシーは結果として音楽的な質感を表現します。
さらに新しいPASSEQは,25kHzと35kHzの周波数を拡張したHF+バンドを持っています。非常に優れたサウンドのため,ほとんどの方がこれをオフにすることをためらうでしょう。 また以前のモデルと異なり+/-10dBの調整が可能となった出力部は,次のデバイスへ適切なレベルを提供します。
PASSEQは,Gain,Q(HF+),Outputを41ステップのポテンショメーターで調整します。他のパラメーターは,12ポジションのスイッチで調整を行います。これらのポテンショメーターとスイッチは,設定の正確なリコールを可能にします。

Auto Bypass

エフェクト処理された素材を客観的に判断する際,Auto Bypass機能を使うことで,元の信号と処理された信号を手動ではなく,設定したインターバルで自動切り替えすることができます。モニタリング・ポジションから移動せずに,より集中して評価ができるということは大きな利点となります。

主な特長

技術仕様