Phazerはアナログ位相調整ツールで、2つの音源の位相を合わせて基本波の同期を実現し、優れたクリアさをもたらします。
クラスAの100%アナログ回路を搭載し、可変位相シフト機能で精密な調整が可能。ローパスフィルターにより効果の焦点を合わせられます。
位相を合わせることで、例えばエレキギターのアンプダイレクト信号とルームマイクの音を融合し豊かなトーンを作り出したり、キックドラムのバターヘッドマイクとシェルマイク、スネアドラムのトップ&ボトムマイク、アコースティック楽器のスポットマイクとルームマイクの組み合わせなど、音のテクスチャーを新たにキャプチャできます。
いいえ。Phazerは+4dBまたは-10dBのラインレベル信号を入力するよう設計されているため、マイクはまずプリアンプに接続し、その出力をPhazerに送る必要があります。マイクの出力だけではPhazerの回路を駆動できません。
はい。Phazerbankは19インチラックに収めた4台のPhazerが一体化されたもので、4台のPhazerはすべて同一のものです。
位相シフト回路は同一ですが、Phazer 500にはWorkhorseミックスバスを駆動するためのバッファ回路が追加されています。
はい。ベースアンプとPAシステムの相互作用により、ステージ上で音がブーミーになったり消えたりする「ホットスポット」が発生することがあります。PhazerをPAシステムやベースアンプのラインレベルインサートに挿入することで、この問題を軽減できます。
かつてはそうしたこともありましたが、実際に位相を調整したいのはミックスポジションにいる人であることが多いです。100Wのマーシャルアンプの隣で位相を調整するのは意味がなく、両方の音源を聴いて判断する必要があります。
もちろんです。ノブを前後に回すことでフェイザー効果を作り出し、録音の楽しさを広げられます。Phazerは新しいサウンドを生み出す楽しいツールとしても最適です。
はい。しかしPhazerのフェイジング効果は100%アナログで流動的に変化するのに対し、デジタルでのトラックスライドはサンプル単位のステップ処理なので音が異なります。あるエンジニアはこれを映画と生の目で見ることにたとえています。映画をスロー再生すると1枚1枚の写真を見ることになりますが、人の目はそのように認識しません。
EANコード: 0676101037827