Radial Catapult Miniは、Cat5イーサネットケーブルを使用して、4チャンネルのマイクおよびラインレベルの信号を伝送するモジュラーシステムです。PA現場でのオーディオスネークのような使い方をはじめ、建物に既設のCat5配線を利用することで離れた部屋へのオーディオ伝送を簡単に行うことができます。
Catapult Miniを使用するには、各モジュール間をCat5またはCat6ツイストペアケーブルで接続します。コンデンサマイクやアクティブDIの使用のために48Vファンタム電源を必要とする場合は、シールド加工されたケーブルが必要です。ラインレベルの信号を伝送する場合などは特にシールドの必要はありませんが、シールドケーブルはノイズの影響を受けにくくするので、全てのシステムにとってメリットがあります。
Catapult Miniのケーブルの長さは約60cmです。
最良のオーディオ性能とノイズ抑制のため、シールド付きのCat5またはCat6ケーブルの使用を推奨します。48Vファンタム電源が必要なマイクを接続する場合もシールド付きケーブルが必須です。ただし、シールドなしのCat5またはCat6でもCatapult間のオーディオ伝送には使用可能です。
いいえ。Catapult MiniはAES信号伝送に必要な110Ωのケーブルとコネクターを使っていません。AES信号をCat5ケーブルで送るにはCatapult TX4とRX4を使用してください。
いいえ。Cat5ケーブル内部の線材はスピーカーレベル信号を伝送するには細すぎます。スピーカーには18ゲージ以上の太いケーブルが必要です。
アンバランス信号はシールドが内蔵された同軸ケーブルが必要です。バランスケーブルでアンバランス信号を送るのは効果的ではなく、動作してもノイズが発生しやすくなります。特にケーブル長が8メートルを超える場合は注意してください。
約100メートルまで伝送可能です。長距離延長ではケーブルの静電容量によりノイズや高域減衰が起きやすくなるため、常にシールド付きCat5ケーブルを使うことを推奨します。
はい。Catapultシステムは双方向で信号を同時に送ることが可能ですが、マイクレベルとラインレベルの信号強度差によりラインレベル信号がマイクチャンネルにクロストークしてしまう場合があります。
はい。すべてのCatapultモジュールは互換性があり、Catapult TX4をCatapult Mini RXに接続したり、二つのCatapult Mini TRSを接続して4チャンネルTRSスネークを作成したりすることが可能です。
モデル名 | 概要 | EANコード |
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Catapult Mini TX | 4ch トランスミッター、cat5接続 | 0676101044757 |
Catapult Mini RX | 4ch レシーバー、cat5接続 | 0676101044764 |
Catapult Mini TRS | 4ch ブレイクアウトボックス、cat5接続 | 0676101044849 |