ROKIT G4
KRKは,ROKIT G4の開発にあたり,2016年にリリースした上位モデル「Vシリーズ4」を彷彿させるルックスとサウンドをお届けすることを目標にしました。その結果,過去30年以上にわたって上位モデルに採用されてきたKevlar®製ドライバーを,このROKITシリーズで初めて使用することになりました。さらにVシリーズ4同様,サウンドスケープとイコライザーコントロールのためのDSPを搭載し,これはルームアコースティック調整の助けとなります。

主な特長

  • ROKITシリーズ初のKevlar®製ウーファー & ツィーター
  • リミッター内蔵の高効率Class-Dパワーアンプ
  • 液晶ディスプレイ表示のDSPによるイコライジング

視認性の優れたDSP駆動のイコライザー

一般的にはイコライザーはフラットの設定が最適ですが,実際は部屋の環境によって不要な減衰や反射が起こり,周波数帯域ごとのレベルが異なってくるため,補正が必要となります。25通りの設定を備えたDSP駆動のグラフィック・イコライザーは,ルームアコースティックの調整に役立ちます。

独自開発のKevlar®製ドライバーを使用

完全なマッチングを実現したドライバー設計により,すべての周波数帯域でバランスのとれた明瞭なサウンドによるモニタリングを提供します。このROKIT G4のドライバーに使用されているKevlar®素材は,その剛性と強度の高さにより最高品質のオーディオを再生することで知られています。

科学的にデザインされたエンクロージャー

高品質で洗練された低共振スピーカーエンクロージャーは、新たに設計されたフロントファイアリングポートにより、並外れたローエンドの精度、明瞭さ、拡張性、パンチ、柔軟な部屋の配置を実現します。高密度のオープンセル音響アイソフォームパッドにより、スピーカーが表面から分離され、振動の伝達が最小限に抑えられ、明瞭さが向上します。システム全体に完全に調整された流体力学により、あらゆるボリュームで一貫した空気圧挙動が得られ、信じられないほどのイメージングと3Dサウンドステージを備えた、これまでにないクリアで、広く、深く、ダイナミックなリスニング「スイートスポット」が作成されます。

リミッター搭載のカスタムアンプ

新しいROKITの核となる部分では,新たに設計された強力かつ高効率なClass-Dパワーアンプが,低い動作温度でスピーカーを均等かつ効率的に駆動させ,オーディオの整合性を向上させています。またカスタムのブリックウォール・リミッターを搭載されており,自動的にバランスのとれたサウンドを維持しつつ,システム全体を保護します。

RP5G4RP7G4RP8G4RP103G4
5インチウーファー7インチウーファー8インチウーファー10インチウーファー
周波数特性
43Hz - 40kHz
周波数特性
42Hz - 40kHz
周波数特性
36Hz - 40kHz
周波数特性
26Hz - 40kHz
最大SPL 104dB最大SPL 110dB最大SPL 111dB最大SPL 112dB
最大出力 55W最大出力 145W最大出力 203W最大出力 300W
入力インピーダンス
5.12kΩ バランス
入力インピーダンス
5.12kΩ バランス
入力インピーダンス
5.12kΩ バランス
入力インピーダンス
5.12kΩ バランス
バランスTRS/XLRコンボ入力バランスTRS/XLRコンボ入力バランスTRS/XLRコンボ入力バランスTRS/XLRコンボ入力
高さ 285mm高さ 339mm高さ 400mm高さ 546mm
横幅 190mm横幅 225mm横幅 266mm横幅 329mm
奥行き 241mm奥行き 284mm奥行き 309mm奥行き 371mm
重量 4.85kg重量 7.6kg重量 10.25kg重量 15.9kg

製品画像

RP5G4

RP5G4WN

RP7G4

RP8G4

RP103G4